[大胆斬新にしてシンプル、かつ深い味わいの世界が広がる…。]

 好き嫌いというのではない。生理的には大丈夫なのだが、わざわざそんな組み合せが必要なのかと思う食べ物がある。例えばカレーうどん。カレーもうどんも好きなのにどうして一緒にする必要があるのか。コロッケうどんもそう。ラインが明らかに異なるのに。このままではミートソース茶漬なんて出てきかねない。困ったもんだ。と村上さんはぼやく。


『村上朝日堂』
文庫本160頁