尼崎JR脱線事故の報告書漏えい問題で、JR西日本の土屋隆一郎副社長(59)が27日、取材に応じ、2007年6月の最終報告書公表前、同社東京本部の鈴木喜也副本部長に対し、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)の元委員への接触を指示していたことを認めた。
土屋副社長は「可能な範囲で話を聞いてくれと依頼した」とする一方、「私個人の判断」とし、組織ぐるみの関与はなかったことを強調。山崎正夫前社長からの指示もなかったとしている。
鈴木副本部長は26日、都内で記者会見し、土屋副社長から頼まれ、06年8月ごろから、国鉄時代の先輩にあたり、事故調委の鉄道部会長だった佐藤泰生元委員と10回前後接触したと明らかにしていた。
土屋副社長は事故翌年の06年6月、JR西の事故対策審議室長となり、ことし8月、副社長に就任。現在も同室長を兼務している。
土屋副社長は「調査内容などを早く知り、迅速、適切に対応したかった」と説明。「口頭で報告を受けたが内容は覚えていない。(知りたかった)話は聞けていなかったと思う」と話した。
その上で「軽率で不適切だった。ご遺族の方の心情を害してしまい、申し訳なく思っている」と謝罪。鈴木副本部長以外の社員に同様の指示、依頼をしたことは「私の知る限りはない」とした。
漏えいをめぐっては、山崎前社長が国鉄OBで事故調委の元委員だった山口浩一氏から報告書案を受け取り、文面の修正を依頼していたことが発覚。山崎前社長は25日の記者会見で「知りたい一念だった。深く反省している」と謝罪した。
『産経新聞社』
土屋副社長は「可能な範囲で話を聞いてくれと依頼した」とする一方、「私個人の判断」とし、組織ぐるみの関与はなかったことを強調。山崎正夫前社長からの指示もなかったとしている。
鈴木副本部長は26日、都内で記者会見し、土屋副社長から頼まれ、06年8月ごろから、国鉄時代の先輩にあたり、事故調委の鉄道部会長だった佐藤泰生元委員と10回前後接触したと明らかにしていた。
土屋副社長は事故翌年の06年6月、JR西の事故対策審議室長となり、ことし8月、副社長に就任。現在も同室長を兼務している。
土屋副社長は「調査内容などを早く知り、迅速、適切に対応したかった」と説明。「口頭で報告を受けたが内容は覚えていない。(知りたかった)話は聞けていなかったと思う」と話した。
その上で「軽率で不適切だった。ご遺族の方の心情を害してしまい、申し訳なく思っている」と謝罪。鈴木副本部長以外の社員に同様の指示、依頼をしたことは「私の知る限りはない」とした。
漏えいをめぐっては、山崎前社長が国鉄OBで事故調委の元委員だった山口浩一氏から報告書案を受け取り、文面の修正を依頼していたことが発覚。山崎前社長は25日の記者会見で「知りたい一念だった。深く反省している」と謝罪した。
『産経新聞社』