幼い命を救ったドクターヘリ

以下に示す文章は、ドクターヘリによる人命救助の一例として取り上げたものである。

2008年 (平成20年)1月2日愛知県 東部の町で当時3歳の男児が誤って に転落し、息子がいないことに気付いた父親が救出した時にはすでに心肺停止 状態だったという事故が発生した。男児の伯母救急車 を呼び、それまでの間、家族は消防本部 からの指示で心肺蘇生 を施していた。やがて救急車が到着し、深刻な症状に陥ってることを察した救急隊員消防本部 に対してドクターヘリの出動を要請したが、愛知県内のドクターヘリは別の患者 の発生により出動しており要請できなかったため、消防本部が静岡県聖隷三方原病院 にドクターヘリの出動を要請した。男児は救急車に乗せられて、ドクターヘリとの合流地点であるヘリポート からドクターヘリに収容された後、静岡市県立こども病院 へ搬送され、一命を取り留めた[4]

国内初の事態

2009年 (平成21年)3月18日浜松市 の遊園地「浜名湖パルパル 」駐車場にドクターヘリが緊急着陸するという事態が発生した。副操縦席側の風防アクリル 製)が直径約30cm破損したが、乗員5人(機長整備士 2人、医師看護師 各1人)に負傷者はなかった。ヘリは中日本航空 所有で、聖隷三方原病院のヘリポートを飛び立って、市内の90歳代の男性を搬送するために現地へ向かう途中だった。

副操縦席にいた整備士の話では、風防を突き破った鳥は体長約40cmのトビ だったという。なお、男性は救急車 で病院に搬送された。中日本航空では「ヘリと鳥が衝突して風防に穴が開き、緊急着陸するのは国内初ではないか?」とコメントしている[5]