白石晃士監督・脚本の『グロテスク』。
まぁ結構なスプラッタですよ。タイトル通りって事です。
劇場ではアンレイテッド版が流れたようですが、私が見たのはレンタル版なので何が違うのか気になるところです。
喫茶店で告白し合う和男とアキは、この日から付き合う事になった。
恥じらいながら手を繋いで歩いていた時、何者かに襲われ拉致される。
気が付けば身動きのできない状態で、見知らぬ男が「感動させてくれ」と2人に拷問を始めるのだった。
謎の男はどう見ても某たけし似なんですが、とっても不気味な目をしてらっしゃいます。徳井優さんにも似てるような(笑)
変態には違いないのですが、理屈屋の変態って言うかナンと言うか。
「今からここをこうしてこうするからね。痛いよ?」とか親切丁寧な説明付き。
相手を愛しているなら痛みに耐えられるだろう?
死ねるだろう?
その愛を見せて感動させてくれや!
・・・って事なんですけどね。
この2人、本日付けで付き合ったばかりなんですけどね。
死ねるか!
肉体への拷問もさる事ながら、付き合って間もないカップルには耐え難い陵辱付き。
う~~ん・・・この描写いるのか?
遊んでるとしか思えない(笑)
拷問シーンも正直なところ「トーチャーもの」と心積もりをして見る程の描写でもなく、だからと言ってチープでぬるい事もない。
邦画スプラッタとしてここまでやってくれる映画って、今はあんまりないので良い塩梅なんじゃないでしょうか。
しかも何回か吹き出してしまったので、3割4割はお笑い要素が入ってるとしか思えません。これは私だけがおかしいんじゃないはず!
だって切り取った指を鼻の穴に詰めるんですよ?
あれはもう、鼻息で吹き飛ばすしかないでしょ!
登場人物はたった3人しか出てこないんですが、1時間ちょっとしかないので丁度いい。
和男くんの髪型はどう見ても違和感あるのですが、純朴な田舎の男の子と言う感じです。
付き合ったばかりの女の子のために、あそこまで普通我慢はできません。和男くん頑張りました!
アキは何だかSAYAKAに似てるな~と思って見てたんですけど、泣き叫ぶ様とかキレる様とかとてもお上手。
邦画スプラッタで有名な『ギニーピッグ』ですが、あれの女優さんは本当に大根演技でしたからね。こちらの長澤つぐみさんとやらの方がとってもうまいです。
オープニングではとっても可愛い心躍るようなメロディーが流れてタイトルが出るんですけど、あれって、これから始まるであろう楽しい事へのワクワク感を表してるのでしょうね。
もちろん某たけし似側の。
愛する人のために痛みに耐えられるか?
と言うテーマで思い出すのは、関よしみさんのホラー漫画「愛の墓標」です。
こちらはゲーム方式ではありますが、やっぱり愛に飢えた変態が出てくるんですよね。
こちらの漫画の方が脚本は斬新で面白いですよ。監督すみません。
放送禁止用語のようなものをバンバン使ってるのですが、ちょっとワザとらしい気がしました。
でも、本気で怖がらせようとしてる作品ではないと思うので私は楽しめました。
バナーの下でラストに触れる事書いてますのでご注意を。
ラストですが、何と実は「心から感動したいから」と言う理由ではなく、ただ単に「くっそー!カップルうらやますぃーー!!」と言う事だったんですね。
首チョンパのあと、某たけし似の首筋をガブリ!!
ここ、笑うとこよね?(笑)
見詰め合う和男とアキ。
私は感動した!
愛だよ、愛。
