「バベル」とは、旧約聖書「創世記」に出てくるお話。
人々は天に届く塔を造ろうとしたが、神の怒りに触れて塔は崩れ落ちる。更に神は、人々を戸惑わせるため言語を分け分散させてしまう。そんなお話。
【モロッコ】幼さの残る兄弟。放牧の仕事をしているため、ジャッカル対策として父親が銃を手に入れる。そしてそれを兄弟に手渡し、仕事を任せる。腕の良い弟に嫉妬した兄は、遠くに走るバスに弾を命中できるか競い始める。
【モロッコ2】ある夫婦。心を通わす事のできない2人は、今回子供をアメリカに置いたまま2人きりでモロッコに旅行に来ていた。バスで移動中、突然妻が銃で狙撃される。
周りに病院はなく、言葉も通じない。夫は何とか妻を病院に連れて行こうと、他の観光客達と揉めながら路頭に迷うのであった。
【メキシコ】小さな子供を任されたアメリカに住むメキシコ人のシッター。しかしある日、母国メキシコに住む息子の結婚式当日、突然シッターの仕事を任される。断りきれなかったシッターは他に預け先も見付からず、仕方なく子供2人を連れてメキシコに向かうのだった。
ところが結婚式の帰り道、国境警察に国境越えを疑われ災難に遭う。
【日本】母親を突然失い、父親と衝突しながら暮らす聾唖者の女子高生。心にポッカリ開いた穴を埋めようと悪い友達と戯れる。が、それでも虚しさが残り自分の体をエサにし始める。
結構何かと話題でしたね。モロッコを訪れた夫婦にブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット。
メキシコではガエル・ガルシア・ベルナル、ダコタ・ファニングの妹のエル・ファニング。日本では役所広司さんに、新人女優賞ノミネートの菊池凛子さん。
この4つのエピソードが時間枠を交差させながら絡んでいくわけです。監督は『21グラム』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。
『21グラム』もそんな感じの作品でしたね。
言葉の壁が人との衝突を生み、それは神が人に与えた試練。監督はそれを伝えたかったのでしょうか?壁が取り払われた時、人は何ものにも変えがたい何かを得る。
何となく伝えたい事は分かりました。
でもね・・・私はつまんなかったのでありました
2時間半あります。長いです![]()
1番不愉快だったのは【日本】のエピソードでした。
賞をノミネートされたりして水を差すのもナンですが、もっと可愛い子はいなかったのかな・・聾唖者の露出狂、見てて不愉快です。ハッキリ言って、このエピソードは邪魔だと思いました。
あとは何となく見れるエピソードではありましたが、バラバラになっていたパズルが完成したと思ったら、大した絵じゃなかった・・みたいな感じです。
ブラッド・ピットも、めちゃ老けてます。
しかし、【日本】以外の演技力はさすがだと思いました。小さな子役にしても然り。ケイト・ブランシェット、とってもキレイです![]()
かなり評価されている作品ではあるようですが、私には疲れた2時間半でした。
私はメキシコのシッター役のおばちゃんに賞をあげたいです![]()

