79年に公開された『夕暮れにベルが鳴る』のリメイク。
似たようなタイトルの『夕闇にベルが鳴る』が2006年にレンタル開始されましたが、こちらは『夕暮れに~』を基にして作られた作品のようです。
そもそもどうして何度も基にするくらい魅力があるのかと言うと、いわゆる都市伝説をモチーフにしているからなのですね。
この『ストレンジャー・コール』は、ベビーシッターにまつわる都市伝説なんです。
女子高生のジルは仲間達のバカ騒ぎパーティーを蹴って、急遽頼まれたベビーシッターのバイトを選んだ。それもこれも、彼氏と友達とのイザコザがあったからだった。
やって来たのは山奥にある大邸宅。リッチな夫婦は子供2人をジルに任せ、レストランへと向かった。
静まり返る邸宅に、1本の不気味な電話がかかってくる。15分おきに何度も、それはジルを見ているかのような気味の悪い電話だった。
あまりの気味の悪さにジルは警察に連絡する。セキュリティは万全な屋敷なので、家から出ないよう勧められ「次にかかってきたら逆探知をしてあげる」と励ましてくれたのだった。
しかし、逆探知に成功した警察から驚きの電話を受ける。
「電話は屋敷内から掛けられている!」
ジルは子供を連れて外に逃げようとするが・・・。
ジルを演じるのは『ジュラシック・パーク』で子役として出ていたカミーラ・ベル。
エリザ・ドゥシュク以来のタレ目でした(笑)
彼女のほぼ1人芝居と言っても過言ではないと思います。
なんせ、リメイクと言っても『夕暮れに~』の前半のみを1時間半引っ張ってるんですよ。
二部作仕立てなのでしょうか??だとしたら狙いすぎですよ。
監督は『コン・エアー』で華々しいデビューを飾ったサイモン・ウェスト。
サイコ・スリラー独特のドキドキ感を煽っているのですが、「来るかと思ったら・・・なぁ~~んだ~~
ホッ!」って言うのは、許せるのはせめて三度までですよ。
まぁ、それを1時間強引っ張ってるから凄いと言えば凄いです!
ちょっとしたスプラッタを期待するなら『夕闇に~』の方が面白く映るかもしれません。
逆に、スリラーがお好きな方ならこちらの方が楽しめるのかもしれませんね。ほぼ血は流れませんから、ホラーが苦手な方でも大丈夫だと思います。
更に頭の混乱する事書いちゃいますが、79年の『夕暮れに~』も実は74年に公開されたオリヴィア・ハッセー主演『暗闇にベルが鳴る』のリメイクなんですよね。
こちらは女子寮が舞台でクリスマスの惨劇の話になってますが、同じ電話が主体になっています。正直、怖くはないです(;^ω^)
最近はDVDも出ているので、比べて見てみるのも面白いかもしれませんね![]()
今回見たリメイク作ですが、まず私が思ったのは
「こんな女子高生に子供を預ける親の気が知れない」
でした。
金持ちならそれなりに預ける所や人があるだろうに・・・シッターの仕事をしに来ておいて子供の様子を全く見に行こうともしないんですよ!放ったらかし![]()
しかも、バイトしに来るのに親に車で送ってもらってるんですよ。あーもう私には考えられないですね。自立しきれてない子供に子供の面倒が見れるかってぇの!
この邸宅のセキュリティもなんだかチャチいんです。鍵とかも。
取りあえずはハラハラしたスリラーでしたが、ちょっと薄っぺらい内容に仕上がっていたのは否めないと思います。
07/04/06
