囚人達で選出され、自治委員が運営されているアーカンソー刑務所。しかしそれは表向きだけであり、本当は酷い暴力と賄賂で染まる正に地獄のような場所だった。
そこに1人の男が収監される。実はこの男は犯罪者ではなく、時期所長を任される事になったブルベイカーと言う男だった。

ブルベイカーは正体を明かさず、しばらく刑務所内の様子を窺っていた。
なぜなら、ブルベイカーの目的は腐敗しきったアーカンソーを立て直す事であり、酷い待遇を受ける囚人の本音と自治の本性を知る事が必要だったからである。

そして正体を明かす時が来て・・・



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-Brubaker


ブルベイカーを演じるのはロバート・レッドフォード
何てカッコいい俳優さんなんでしょうね~ラブラブ!

今回は所長と言えども囚人と一緒に働いて囚人と一緒に食事を取るような役なので、もっさい格好をしています。それでもカッコ良さは隠せませんラブラブ

やってる事は地味なんですが、とても実直にコツコツと1人で立て直そうとする誠実さが光ってます。

少しずつ待遇が良くなっていく囚人達からのウケは良くなりますが、反対に今まで良い思いをしていた自治委員の囚人からは反発を食うワケですよ。
もう、いつ消されてもおかしくない空気が漂うんです。見ててドキドキ・・・

結局は刑務所内だけに収まらず上院議員の方までが腐ってたんですが、ブルベイカーは下からも上からも圧力をかけられる事になり、かなり苦悩します。
更に、所内で大量虐殺があった事の告発を聞いてしまう事から、ブルベイカーも刑務所から追放される事を覚悟の上での行動に出るんです。

美味しい話を持ち掛けられたりもしますが、ブルベイカーは自分の信念を曲げません。
しかし、正義を貫く結果がもたらす犠牲は小さくありません。ブルベイカーにも危ういところやミスはあり、何でもかんでも万能なワケではないんですね。

だってコレは実話なのですから。

ラスト私は結構感動しましたよ。
憔悴しきったブルベイカーの顔が映りますが、その直後に起こるシーンで、誰もが「やっぱりあんたは間違っちゃいない!!」と思うに違いありません。

このアーカンソー刑務所がその後どうなったか・・が、最後テロップで流れます。
これでブルベイカーのやった事は無駄じゃなかった・・と、思えました。

長くて地味な映画かもしれませんが、なかなかの秀作だと思います。

監督は、『暴力脱獄』を撮ったスチュアート・ローゼンバーグ。私なんかは『悪魔の棲む家』の方がピンときますけどねひらめき電球

お奨めしますアップ



人気ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
07/08/21


ペタしてね