何かの映画を劇場で見た時、この映画の予告が映りました。
私はこの予告だけで泣いてしまったんですよね。なので、本編なんか見たら絶対号泣するだろう!・・と、凄く楽しみにしていた作品です(たまには映画で泣きたいよね)。

生まれてすぐに孤児院に預けられたエヴァン11歳。
決して楽しい生活ではなかったが、エヴァンは自分の両親が絶対に迎えに来てくれると信じきっていた。

来てくれないなら自分が探しに行けばいい・・。
エヴァンは孤児院を飛び出し、単身NYに出る。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-AUGUST RUSH


涙の1滴すら出ませんでした(;^ω^)
エヴァンは絶対音感を備えて生まれてきているワケですが、オーケストラでチェロを奏でる母ライラのお腹で音楽的な才能を養われたのだろうか?・・と思わせるところなんて面白いです。
そして父親はロック・ミュージシャン。

頭の中でずっと音が鳴り響いてただけだったのが、街に出てストリート・ミュージシャン軍団に出会って才能を開花させます。
ギターやピアノは恐るべき速さでマスターしてしまい、ストリート・ミュージシャンを仕切ってるウィザードに目を付けられるワケですよ。

ウィザードは孤児を集めて金稼ぎをしている金の亡者なのですが、少なからず子供達の身の上も考えてあげているようなので、丸っきりのワルではないようです。
本当のワルなら、孤児にギブソンのギターなんて与えませんよね。

主人公のエヴァンはフレディ・ハイモア君。『チャーリーとチョコレート工場』に出てました。
確かに良い顔してるんですけど、もしかして演技は下手??との疑いは消えません(;^ω^)

可愛かった頃のハーレイ・ジョエル・オスメント君だったら、もっといい演技してくれてたかも?なんて思ってしまいました。

エヴァンの才能に気付き、金を稼ごうとするウィザードにはロビン・ウィリアムズ。笑った顔が川谷拓三さんにソックリです。
きっと彼も孤児院育ちで、寂しい思いをしてたのかな?・・と、彼のバックグラウンドが非常に気になるほど良い役柄だったと思います。

エヴァンが奏でる音楽やその他流れる曲が素晴らしく良いのですが、もしかしてこの映画で良かったのはそれだけかも。

肝心要のエヴァンの両親ですが、映画の最初あたりからヘタクソなカット割で回想シーンが導入されます。
厳格な父の元で育った天才チェリストのライラ(ケリー・ラッセル)は、たまたま寄ったクラブでロック・ミュージシャンのルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)と出会うワケです。
まぁ絵に書いたように恋に落ちるのですが、そこでの一夜の情事からライラが妊娠してしまうんですね。

ライラの父親の反対もあって、2人はその日以来会う事はできなくなってしまう。

で、ライラは子供生んだはいいけど父親から「死産だった」と嘘を付かれちゃうんです。その赤ちゃんはもちろんエヴァンで、そのまま孤児院送り。

結局ライラは「子供は生きていた」と聞かされて探し回るワケですが、そんな勝手な話ってある!?

「ごめんね12年も。死んだと聞かされて知らなかったのよー。」で許される!?
どんなに深い恋に落ちたのか知らないけど、避妊くらい大人の責任でしょ。子供はオモチャじゃありませんよプンプン
死産だと聞かされたとは言え、自分の子供の事なんだからちゃんと確かめなさいよ!いい年してんのに!!

・・・・・と言う感じで、私は泣けなかったのであります。

考えたらエヴァンはかなりヘビーな生活だったと思うんだけど、あれよあれよと言う間に才能を開花させ更には開花させてくれる人物と続々と出会い、そして奇跡のシンフォニー!!

と言うワケで、この映画は私の苦手な「ファンタジー」です。『奇跡のファンタジー』です。
ファンタジーに深いツッコミは無用です。
監督はカーステン・シェリダンと言う方らしいですが、ギター同士ジャムってるシーンやライラとルイスが別の場所にいるのにセッションしてるように見せたり、そんなところはなかなか良かったのですが、感動させるのは下手だと思いました。

ラストのシーンなんて、もはや人間離れしてますよ。
もっと人間臭くなくちゃ私は泣けません。

なので、この映画はファンタジーだと思いました。
この映画で泣けた人は、恐らくファンタジーが大好きなのではないでしょうか。

心汚れててごめんなさい。



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08/07/06


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