2004年に公開された『バタフライ・エフェクト』
はとても素晴らしい出来でした。
ヒット作には続編が付き物。不安も入り混じりながら、期待も高まりますよね。
2年たった2006年、本国で続編の2が公開されました。
休暇を利用し、ニックは恋人のジュリーと友人カップル4人で、車を使い遠出をしていた。その日はジュリーの誕生日でもあり、和やかに過ごすはずだったが、突然の呼び出しでニックは仕事に戻る事になる。
白けたムードの中、車を飛ばすニック。そして事故を起こす。
目覚めたニックの耳には、悲報が飛び込む。一緒に乗っていた3人は死亡していたのだった。
仕事の上でもライバルの同僚には先に出世され、ニックは焦っていた。
そんな矢先、写真を見るとおかしな現象が起こる事に気付き、事故前に撮った写真を眺めて、ニックは過去にタイムスリップし人生をやり直すチャンスを得る。
キャスト・スタッフは前作と総入替え。
媒体も日記から写真に変わり、過去に戻って違う人生を何度もやり直す・・・と言うところは同じ。
前作の主役を張ったのはアシュトン・カッチャー。それに比べて、今回の主役のエリック・ライヴリーの方が確かに男前ではあります。
でも、1の主役は独りよがりなところもありながら「周りの人たちの幸せを考えてのタイムスリップ」でした。それに比べ、今度の主役は「自分のため」だけに過去に戻ります。
なので、全く感情移入できません。勝手すぎる![]()
しかも、めちゃくちゃ凝ってない簡単なストーリー展開なんです。
1では目まぐるしいほど急展開を繰り広げた上に予測不可能で緊張感も保たれ、ほどよくサスペンス要素も含んでいたため秀作となりました。
それに比べて今回は・・・よくこんな脚本で映画化したな・・と思いました。しかも『バタフライ・エフェクト』
の亜流としての作品ならともかく、堂々と続編を名乗る図々しさ![]()
間違いなくDVDスルーになるわね・・と思っていたら、何と公開までされました![]()
監督はジョン・R・レオネッティ。『スコーピオン・キング』や『チャイルド・プレイ3』『デッド・サイレンス』などの撮影を手掛けた人です。
確かに絵は凝っていたりと、撮影の腕が長けているのは分かります。だからと言って、監督としてはどうでしょう・・・![]()
脚本書いたのはマイケル・ウェイスと言う方で、最近では『センター・オブ・ジ・アース』の脚本を書かれたそうです。
勇み足だったとしか思えません。
本当にガッカリです。
ラストも「これでえぇやろ?」と言わんばかりのアッサリ唖然ラスト。
出直して来い!!!!!
・・・と言いたいけど、もういいです。
『バタフライ・エフェクト』
は1で終わりでいいです。
全くお勧めしません。
07/02/05
