何かと話題になった『トランスフォーマー』
に出たシャイア・ラブーフ主演のサスペンス。
主な内容については、ヒッチコックの『裏窓』を想像してくれればいいと思う。でも、さすが現代と言うか・・・時代を物語るアイテムが沢山出てきます。
父親とバス釣りを楽しむケールだったが、帰宅途中にケールの運転で事故を起こし父親は死んでしまう。
1年後、ケールの心は癒される事なく、更に追い討ちをかけるかのように学校内で教師と揉め事を起こし告訴される。
しかし18歳に満たないと言う事もあり、自宅軟禁が言い渡される。
ケールの右足にはページャーと言う警報装置のような物を装着される。
ケールが自宅の敷地から出ると、このページャーが作動して警察が飛んでくると言う仕掛け。
数週間ケールは自宅に軟禁状態になり、キレた母親からはゲームの回線もiTuneのアカウントも取り上げられ、更にはテレビのコードまで切られてしまう。
何もする事がなくなったケールだったが、隣の家にアシュリーと言うセクシーな女の子が越してきた事から、双眼鏡で周囲を覗く事に興奮を覚え始める。
そんな時、ニュースで流れた1件の事件が気になり始める。行方不明の女性、犯人は青いムスタング。横に住んでる男がそのムスタングと当てはまる事から、ケールは男を監視する事に。
このラブーフ君、どうしても好きになれない。
今回は現代の若者と言う感じで、ジーンズもかなりズラして穿いてます。おばちゃんイライラするわ
ハイウェストまで引っ張ってやろうかと思うくらい。
スペイン語の教師から父親の事を出され、腹が立って殴ってしまうワケですよ。教師側にも問題ありそうなモンだけど、唯一の見方である母親もケールの言い分すら聞かないんです。
「お手伝いもいなくなった!」と怒ってましたが、高校生の息子1人しかいないのにお手伝いなんかいるか!そして家族人数少ないのに冷蔵庫の中身や雑貨が多すぎる!!何人住まいだ![]()
この母親、『マトリックス』でトリニティを演じたアン・モスです。全然分からなかった・・・。父親亡くした子供の気持ち、もうちょっと理解してやんなよ・・。
怪しげな隣人の男・ターナーを演じるのはデヴィッド・モース。『グリーン・マイル』では優しげな理解ある看守役でした。
今回、とても気味悪い役を演じてらっしゃいました。めちゃ不気味です。
隣人が怪しい・・・そんな作品は結構ありますよね。
私は『フライト・ナイト』なんて凄く好きですよ。ストーリー的には完全に『裏窓』ではありますが。
結局隣人はどうだったか・・と言う事は控えますが、この作品の前半はかなりダラダラで疲れます。ケールがターナーを監視するまでが長いんです![]()
なぜ長いかと言うと、アシュリーとの発展を重点に置いているからです。親友のロニーも絡んできます。
前半1時間くらいは盛り上がりに欠けるんですけど、それを過ぎたあたりからサスペンス色が断然濃くなってきます。
「うわ~~見ちゃいられない
」と言うハラハラが断続的に続き、そのままラストまで見事に引っ張ってくれます。
なので、後半部分はサスペンスとしては良くできた映画なんです。問題は前半部分のダラダラです。そこに目を瞑れば、ラストもなかなか上手に〆ていたし音楽の使い方もウマかったので「面白い映画だった」と言う事にはなります。何か意地悪な言い方だけど![]()
だってね、父親が冒頭で結構なインパクトでお亡くなりになるワケですよ。
それの傷を持つ主人公が父親の部屋に入るのを躊躇うシーンとかあるんですが、ブロークンハート的なシーンはそれくらいですよ。
エンディングに父親の写真を眺めるシーンとかあっても良かったんでは??あまり父親の死亡はいらなかったのでは?と思いました。
主人公のケールがドン臭過ぎるのもイライラの元。
アシュリーの不自然な色気も気になるところ。存在感の出し方もイマイチ。
しかし、ホラー好きな私からすると嬉しくなるシーンもありました。そこのところをもっと強く出してくれれば私の目にはハートが浮き出ていただろうに・・・。
もう1つ、スペイン教師の親戚であると言う警官がケールの担当をするのだが、もっと活躍するかと思っていたのに残念だった。
とにかく、サスペンスとしては後半は面白かったです。
監督はD・J・カルーソー。
翌年にはまたラブーフ君と『イーグル・アイ』にてタッグを組みましたね。
まだ見てませんがどうなんでしょうね。
07/11/10
