『グラインドハウス』 のうちのロドリゲス作品。
単発上映では『デス・プルーフ』が先でしたが、2本だてのUSAバージョンでは『プラネット・テラー』の方が先に上映されました。

続けて見る場合、私はロドリゲスの方を後に見たかったです。


当然舞台はテキサス。軍の基地内で揉め事が起こり、化学兵器であるDC-2が噴出する。そのガスを吸った者はたちまち感染ゾンビと化し、街の人間を次々と襲うのであった。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-PLANET TERROR/ROBERT RODRIGUEZ'S


ストーリー展開は過去のホラー映画ヒット作を感じさせるものであり、どちらかと言えば単純明快な内容。
しかし、思いっきりB級を意識させながらも仕上がりはA級だと感じました。

キャストが各々個性豊かであり、それぞれが主役張れそうなほど魅力たっぷりです。
この映画のヒロインは、1番見た目もインパクトのある右足マシンガンの女・チェリー・ダーリン。2週間ぶりに恋人だったエル・レイと出会った直後、感染したゾンビに足を食われて片足を失う。

彼女は決してタフな女ではなく、仕事であるダンスも涙を流しながら踊るといった、とっても泣き虫な女なのだ。
しかし恋人のレイは一見冷たい男で、チェリーを甘やかす事はしない。お陰でどんどん強くなるチェリー。

このチェリーを演じているのはローズ・マッゴーワン。『デス・プルーフ』でも出演しているが、金髪で役柄も全く異なるため気付きにくい。
彼女の片足マシンガンの姿は、本当にクールでカッコいい!!
バイクに乗ってるシーンがあるけど、これが左足マシンガンだったら乗れなかっただろうね。

恋人のエル・レイを演じるのはフレディ・ロドリゲス。普段のお姿はそんなにカッコ良くは見えないけど、この作品の中ではめちゃくちゃカッコいいですよラブラブ!
ちょっと背が小さいので、長身のマイケル・ビーンと並ぶと更に小さく見える。
エル・レイには「本当の正体」と言うものがあるんだけれど、結局明かされない。スピンオフが欲しいところ。

他にも沢山キャストがいて、夫(ちょっと有名になってきたジョシュ・ブローリン)に命を狙われている妻(2人とも医者)や、BBQ(店名は豚小屋!)レストランを経営している兄と保安官の弟(これがマイケル・ビーン)。
軍人役としてブルース・ウィリスが出てきます。彼はDC-2に感染していて、最後は凄いカッコになりますよ(笑)

他にもレイプ魔NO1として、軍人役でタランティーノも出てきます。
彼とチェリーがエレベーターでやり取りするシーンがあるんですが、このシーンはロドリゲス監督の過去作である『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(脚本はタランティーノ)でボツになった脚本を使ってるそうです。
タランティーノ、イカれた弟役だったでしょ?レイプ魔NO1と確かにかぶりますからね。

チェリーとレイのベッドシーンや、ラストシーンは少し『ターミネーター』を思い起こしました。
なので、最後は胸がジーーンとしました。マイケル・ビーン出てるしね・・(老けてて途中まで気が付かなかった!)

チェリーが空を飛ぶシーンなんて、めっちゃカッコいいですよ!!
尚且つ、サントラの入れ方もウマいんですよね。
この映画は、ロドリゲスが監督・脚本・編集・音楽、全て担当しています。




「俺の才能どやーーーーっ!!!」


と、見せ付けてるようですよ。いやいや、本当に素晴らしい。

展開が間延びして若干退屈してしまうタランティーノに対し、ロドリゲスはテンポが良いので私は凄く好きです。

劇場でもう1度見たい(私は2回見た)、そして出来ればスピンオフや続編が見たくなるほどの出来栄えでした。

トム・サヴィーニも出てるので、見つけてみて下さい。・・・と言っても、顔が濃いのですぐに分かりますが。さすがの最期も見せてくれます。

『THE HILLS HAVE EYES』に続いてのお気に入りです。
絶対見て欲しいアップ

そんなにグロくもないけど、男性にはちょっと厳しいシーンがあるかもね(;・∀・)

キメ台詞は「狙いは外さない!」


以下はネタバレを含みますので、読まれる方のみ反転してお願いします↓


謎の過去を背負ったエル・レイ。銃を持ったら鬼に金棒状態だったのに、あんなアッサリとヤラれるのは寂しいですよ・・・。

それもこれも、チェリーがしょうもないグラサンなんかで遊んでるから!

もっとカッコ良い死に様が欲しかったですね。


エンスト起こして被害に遭うタミーという女性が出てきますが、彼女の車から「ジャングル・ジュリア」のラジオ放送が流れてくるシーンがあります。(ジャングル・ジュリアとは、『デス・プルーフ』に出てくるキャスト)

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07/09/25