もう2年も前にアメリカでは公開されていて、サンダンス映画祭でも話題になっていたと言うのに、未だ日本での公開もDVD化の話も耳に入らない。
この作品は非常に面白いです。
インディアンの神話である「vagina dentata」の話を 題材にしたホラーであり、まぁそれが面白いのですがそれが故に国内DVD化は難しいのかもしれませんね。
いや、でもこんなに面白いんだから近々出るかも。
ケンタッキー州に住む女子高生ドーンは純潔を貫き通す団体に属し、学校内ではバカにされるが純潔に対する信念を強く持ち、純潔の純潔による純潔のためのスピーチでも団体内では大絶賛を受ける。
だがそんなスピーチの時に、1人の男子学生トビーに恋をする。
トビーもまた純潔を貫く団体の1人であったが、同じくトビーもドーンに恋をする。
あくまで純潔を守りたい二人ではあったが、思春期真っ盛りのトビーは自分を抑える事が出来ずドーンに迫る。
しかし、ドーンには恐ろしい秘密があったのだった。
なんだかちょっと『スリザー』っぽいジャケ。もっと面白いジャケ作れば良かったのに。
高校生っつったら、まぁ「恋」でしょ(笑)少なくとも私の中では「勉強」ではなかった事は確かだわ。
とは言っても恋してても純潔は守れるワケであって、ドーンが学校内で「純潔だって!バカじゃない!?」的な扱い受けるのは納得できない。
アメリカだからだろうか。しかもドーン役のジェス・ウェイクスラーは結構可愛いですよ。
結局ドーンとトビーは会わずにはいられなくて、ちょっとした洞窟のある湖でデート。
それまでトビーはなかなかの好青年っぽかったのに、水着を纏ったドーンを目の前にして興奮を抑えきれず、アホ丸出しで迫っちゃうんですよねー。
我慢できない理由がまたウケる( ̄▽ ̄)
結果、トビーの下半身は大変な事になるワケですが![]()
冒頭にも書いた「vagina dentata」という神話は、女性器に歯が生えたお話なんですよ。
男性側からすれば、「どうぞ純潔を守っててください」とお願いしたくなるような秘部なワケですね。
ですがドーンは美少女なので、巷の男どもは放っとけないですわな。これがもしブスだったら一生事件は起きなかったかも(笑)
ドーン自身も自らの性器に何らかの異常がある事は分かってはいたものの、人様とどう違いがあるのかなんて分んないワケで、とうとう婦人科へ。
ここのシーンは爆笑でした![]()
ドーンの笑いを誘う表情といい、医者の顛末といい・・・
どうしてそうなってしまったか医者は口を閉ざしていましたが、やっぱり下心があったんでしょーね。手袋外すなんておかしいもんねーーー
ザマーミロだわよ。
ドーンには義理の兄がいるんですが、映画の導入部分はドーンと兄のプールシーンから始まる。
この件を引き金に兄は荒んでしまったんだと思うんですが、ちょっと可哀想でもあります。
ただ、あのモミアゲは犯罪としか言い様ありませんが・・(笑)
女性器に対して酷いトラウマを抱えた兄ですが、最後の方でようやくトラウマを克服できたと思いきや、ああ無残![]()
とにかくドーンの表情がいいです![]()
純潔純潔と騒いでいた彼女ですが、アッと言う間にSEXの虜となってしまうんですよ。
1度や2度経験したくらいでハマるもんかしら~??男はともかくとして。
ラストのドーンの顔付きは既に純潔を謳う乙女ではなく、あれだけ悩んでいた「vagina dentata」をコントールするまでになっており、身震いするほどの悪女の顔でした。
監督はミッチェル・リヒテンスタイン。
この作品がデビューであって、脚本・原案・監督と頑張られたようです。
