サラリーマンのプチットは要領の良い同僚に出し抜かれ、リストラに遭う。
加えてローンも払えなくなり貯金も底が見えてきた。行き詰った時、「ゲームに挑戦し、勝ち抜けば最大で賞金3億円が手に入ります。」と言う電話を受ける。
タイの映画なんですが、今までタイ・ホラーと言えばアジアン・ホラー特有のジットリ感漂う心霊モノだったのですが、今回は珍しくシチュエーション・スリラー系。
原作は漫画だったと聞いて納得です。確かに内容は映画と言うより漫画っぽい。しかし、若干地味な気もしたけどなかなかウマい事撮っているのではないでしょうか。
監督はコレが2作目となるマシュー・チューキアット・サックヴィーラクル。絶対覚えられません・・・。まだ27才だそうですよ。
この作品には『12』と言う短編もあって、『13』の冒頭に出てくる少年のお話らしいです。
レベル1から13まで、それぞれ戸惑うゲーム・・と言うより試練を言い渡されます。携帯で指示されるんですが、プチットの着信メロディがサイレンに設定されてて心臓に悪いです。
レベル1は蝿を丸めた紙で叩き落すだけ。クリアしたら、すぐに銀行に送金される。プチットはお金に困っているので、クリアして更にお金を得たくなってくるワケですよ。
レベル2では、叩き落したその蝿を食べる事。私はもうココでギブです。
タイでは普通に蝿を食べるのかどうか知らないけど、「誰かの命が懸かってる」だとか「借金地獄に陥って自殺寸前」と言う事でもないのに蝿なんて食べれますかね!?
主人公のプチットは既に精神崩壊していたとしか思えない。
この映画の目玉となるレベル5。
私ゃ一体どんなグロテスクなモノが出てくるのか、凄く期待してました。
確かにビックリ
映像的にそんなに堂々と映す事なんて滅多にないですから・・。
しかし監督もよほど作りに自信があったのでしょう。私も「よく出来てるなぁ~・・」とマジマジと感心して見てしまいました。
しかし、『ピンクフラミンゴ』より百倍マシだと思いますので、私は何とか見るに耐えれるレベルではありました(;^ω^)
でも、せっかくレベルを上げていくワケだから「それだけはカンベン度」も徐々に上げていって欲しかった。
レベル2でレベルアップし過ぎです!
プチットを心配して追いかけてきてくれる女性の同僚トン。どこかで見た事のあるインパクトある女優さんだな~と思っていたら、『心霊写真』
にも出てました。
この映画は、ゲーム感覚で謎の組織的なものがお金で人を試す・・と言った有りそうで無さそうな漫画ちっくな着想と、ラストでの意外な展開が魅力だとは思うのです。
ラストの盛り上がり部分の効果音は『SAW』ソックリ。
だけど、13個のゲーム全てに魅力があるとは到底思えなく、展開にもメリハリが弱く少し地味に感じたのがもったいないと思いました。
この映画はワインスタイン兄弟の手によってリメイクが決定してると共に、既に続編である『14』の構想も練られているらしいです。
続編では、父親の愛情がお金で試されるお話との事ですよ。
この映画の主人公プチットを演じているのはクリサダ・スコソル・クラップ (まだ覚えられそう・・)と言う俳優さんで、元々はミュージシャン。
絶対本当は男前だと思う。役柄と同じく、アメリカとタイのハーフらしいです。
リメイクより続編が見たいです。
08/03/20
