何だか今更ですが、3年ほど前に出た『マスターズ・オブ・ホラー』のアルジェント監督とラッキー・マッキー監督の作品です。
『マスターズ・オブ・ホラー』とは、世界の名だたるホラー映画監督がこぞって1時間枠の作品を撮り、アメリカのTVドラマとして流された作品です。全部で13作品。
その続編として『13 thirteen 』と言うシリーズも出ています。
ダリオ・アルジェント監督の『愛しのジェニファー』
主人公は刑事の男(名前忘れちゃいました)。
無抵抗な女性を殺害しようとする男と遭遇し、射殺して女性を助ける。女性の名はジェニファー。
ところがこのジェニファー、見事なプロポーションとは打って変わって異形の顔をしていた。ジェニファーは某施設に預けられる事になったのだが、男はジェニファーの事が頭から離れないでいた。
冒頭からラストの予測がつくのは残念な気もしますが、たった1時間枠とは言え『マスターズ・オブ・ホラー』の他の作品が途中で眠たくなるものばかりの中、最後まで面白く見れました。
始めにジェニファーの目がチラッと見えた時、凄い嫌悪感に襲われました。メイクのセンス良いです!
真近で見たら卒倒モンのインパクトだろうに、主人公の男は既にジェニファーの虜。一見しただけでトラウマに陥りそうな風貌なのに、どうしてそこまでジェニファーが気になるのか不思議。う~ん・・ジェニファーの魅力恐るべし・・。
そして誰から見てもナイスバディのジェニファー。
あの顔で迫られても萎えそうなもんなのに、要するにスタイルよければ顔なんぞどうでもいいって事か!?・・とも取れる(;^ω^)
かなり床上手なジェニファーですが、喘ぎ声は「グオッ」とか「ガオッ」とか・・いいんですかそれで![]()
そのうちとんでもない事をしでかすジェニファーですが、男にとっちゃ自分には従順だし怯える様が愛しくてしょうがない・・ってとこでしょうか。
ジェニファーは食欲・性欲・独占欲・・と正に本能のままに行動するモンスター。しかし、獲物を可愛い声でおびき寄せたりと意外に知能犯なところも窺えます。
ジェームズ・ウッズをアッサリした感じの主人公は、もうジェニファーマジックにかかってるので冷静な判断ができないまま落ちていきました。
ラストですが、人目につくようなところまでワザワザ連れて行かないで、家の中で始末したら良かったのになぁ・・などと思いながらも安心して最後まで見れました。
「ナウシカ・レクイエム」を思い起こさせるジェニファーのテーマも良かったですね。
原題は『ジェニファー』だけなのに、『愛しの』を付けたと言う事は邦題付けた人までもを虜にしてしまったと言う事なんでしょうかね?( ̄▽ ̄)
ラッキー・マッキー監督の『虫おんな』
昆虫学者のアイダは、私生活でも虫をペットとして飼うほど虫を愛している。彼女が愛してるのは虫のほかに、男性ではなく女性。いわゆるレズビアンだった。
ある日、若く美しいミスティと出会い恋に落ちる。ようやく素晴らしい恋人と出会えたかと思ったアイダだが、差出人不明で送られてきた奇妙な虫のせいで不可思議な事ばかり起こり始めるのだった。
アイダを演じているアンジェラ・ベティス、いつの間にか老けてました。
『ツールボックス・マーダー』の時は痩せ過ぎてて気持ち悪かったんですが、今回ちょっと肉もついて美しかったです。
『MAY』(これもラッキーマッキー監督作)みたいな病的な役柄かと思ったら、意外にも常識ある普通の人の役でした。
ストーリー的にはよく考えたら破綻してるような気もしましたが、これも最後まで面白く見る事ができて満足満足♪
でも、せっかくマスターズ・オブ・ホラーと銘打ってるんだからもっとグロさが欲しかったです。
ちなみにですが、ラッキーマッキー監督は渋みを無くしたジャン・レノみたいなお顔をしてらっしゃいます(笑)
08/06/03
