パリに実在する地下墓所カタコンベ。そこに取り残される主人公。周りには700万体の骸骨。
そして手がけるのは『SAW』シリーズもプロデュースしたグレッグ・ホフマン。しかも、ホフマンは作品の製作中に病死している。
どうですかコレ![]()
ホラーファンなら、紛れもなく食らい付く謳い文句ですよ。
B級ホラーが出る度に「まぁあまり期待しないで見てみようか。」と思って見てみるケースが多いので、ハズしても笑って終わる事がほとんどで、逆にヒット作に出会うと非常に嬉しかったりします。
しかしですね、この作品はなぜだかガッツリ食らい付いてしまったワケですよ。
ソルボンヌ大学に通う姉のキャロリンから誘われ、内向的なヴィクトリアはアメリカからパリへ出向く事に。ようやく到着してクタクタだと言うのに、半ば強制的にパーティーに駆り出される。
しかし行った先は「カタコンベ」と言う地下墓所で、アングラなパーティーだった。
出だしから姉のキャロリンはイヤな女の雰囲気醸し出してます。妹を心配してパリに呼んだと言うより、仲間と一緒になって妹をバカにしたかったのでは?と思ってしまう。いや、間違いない。
私が姉なら、まずゆっくり休んでもらってからパリの観光に連れて行くゾ。そもそもソルボンヌ大学生と言う設定にすら無理がある。(関係ないけど、長塚京三さんってソルボンヌ大学だったんですね)
キャロリン率いる仲間達とはぐれたヴィクトリアは、巨大な迷路と化したカタコンベに1人路頭に迷うワケです。
地下だから真っ暗。
しかも、はぐれる前にキャロリンの仲間から「このカタコンベには化け物が居るらしいっス」などと言う都市伝説的な話をされ、情緒不安定なヴィクトリアは発狂寸前。と言うより、発狂しまくりです。発声練習し放題。どうせなら「千の風になって」を歌って欲しい。
出口を探すヴィクトリアですが、結局本当に化け物に追われる羽目になるんです。が、その化け物「ホントに殺す気あんの?」と問いたくなる追い詰め方なんで疑問に思いながらイライラ見てました。
ヒロインのヴィクトリアにしても、あんまり良いキャラじゃないので「逃げて逃げて!」と言う応援もできない。
あ~~長い
あ~~~長い![]()
そう思いながらラストまで我慢しながら見ていたワケですが、最後はヒロインに悲劇が降りかかってきた・・と言うより、見ていたこちら側に降りかかってきました![]()
私、髑髏が大好きなんです。携帯のストラップも精巧な髑髏がぶら下がってます。この映画には、ほぼ髑髏は出てきません。カタコンベを舞台にした意味もあまり感じません。
このショックは、過去に見た『エイプリル・フール』以来です。
08/04/04
