知る人ぞ知るキ
ガイ映画・・と言うところでしょうか。
先日記事にした『ギニーピッグ 悪魔の実験』 のシリーズにあたる作品なのですが、某事件で『ギニーピッグ』が日の目を浴びなくなり、この作品もタイトルから『ギニーピッグ』を消して世に出る事に。
普通の楽しいホラーが見たい人向けではありません。
1人の女(ヨーコ)が病室らしき所で目覚める。女は何かの病気なのか、自らの腸が零れ落ちたりするような幻覚に苦しんでいる。
そこへ、1人の女性と医師らしき男が部屋に入ってくる。どうやら女性はヨーコの姉との事で、医師はヨーコの恋人との事だった。
2人はヨーコの病気を甲斐甲斐しく看病し、治そうとするように見えたのだが、実は違っていた。 2人は全く無関係のヨーコを町から浚って部屋に監禁し、得体の知れない薬を飲ませている上、頭部を切開し脳をオモチャのように扱っていた。ヨーコはボロボロになりながらも、監禁されている建物から脱出を計るのだった。
この酷い目に遭うヨーコを演じているのは、網浜直子さんです。何年か前まではよくTVにも出ていたので、ご存知の方も多いのでは?
でも、こんな役をやるような方には見受けられませんでしたけどね(;^ω^)
冒頭からラストまで、散々怖い目に遭って叫び続けてます。ご本人さんも気が狂ってしまわないか?・・と心配になるくらい叫びまくってます。
腹から腸を出しながら、何度も刺され追われ・・・
しかも、執拗に追ってくる医師を演じているのはナンと佐野史郎さんなんですよね。
確かに冬彦以後キモい印象が拭えない彼ですが、この医師役も飛び抜けてキモいですよ。
何気なく置いてある段ボールから飛び出してくるシーンがあるのですが、顔面白塗りであんな事お化け屋敷でやられたら、間違いなく失神してしまうでしょう![]()
ヨーコの姉だと言っている女を演じているのは中村れい子さんと言う方で、あまりの棒読みにビックリしました。
でもですね、この映画においてはその棒読みが作品の持つ不気味さに妙にマッチしてると言うか、彼女もまた絶妙なキチ
イっぷりでした。
作品に登場するのはこの3人のみで、ちゃんとしたストーリーと言うものはないです。監視カメラに向かってセリフを言うなど、笑いと不気味が交じり合った気持ち悪い映画です。
脚本と監督は橋本以蔵さん。
TVドラマでは「スケバン刑事」での脚本とかを書いてた人です。
最近では、映画にもなった『軍鶏(シャモ)』とかの原作も書いてます。
キチ
イ映画が3度の飯より好きな方のみ、お奨めします。
08/08/22
