こちらが森田芳光監督が撮った邦画バージョン。
保険の調査員である若槻の元に、「自殺でも保険金は下りるのか」と言う1本の電話が入る。人の良い若槻は咄嗟に相手が自殺を考えているのではと思い、諭そうとする。その人の良さが災いし、とんでもない人間に付狙われる羽目になってしまう。
これの原作本を読んだのはもうずいぶん前になりますが、ところどころ忘れてしまってるとは言え怖かったシーンは脳裏に刻み込まれています。
保険調査員・若槻(内野聖陽)に接触してくる幸子ですが、私が原作で抱いたイメージは「腐った生ゴミのような女」でした。何も言葉は発さなくとも、「この人ヤバい。関わらないようにしよう。」と思わせる風貌をイメージしていました。
ところが映画では大竹しのぶさん。確かに大胆な演技でインパクトはありましたが、私が先に持ってしまっていたイメージとあまりにも違いすぎていて、ちょっと違和感が。
主人公の若槻は内野さんで、原作でのイメージにあまり違和感はありませんでしたが、あんまり小声でボソボソ喋るのでセリフが聞き辛くて仕方なかった・・と言う記憶があります(この映画を見たのも数年前なので、細かいところは思い出せない)。
そして大竹さんのインパクトで霞んでしまっているようですが、私は夫役の西村雅彦さんが非常に良かったと思いました。
ああいったちょっと危ない役って、彼ウマいですよね。しかも凄く憐れに見える。
若槻の部屋に忍び入る(いや、堂々と)幸子のシーン、若槻が幸子の家に彼女を助けに行くシーン、ビル内に幸子が若槻を襲撃しに来た時のエレベーターの駆け引きシーン。
原作はめちゃくちゃ迫力満点でしたよ。
映画の方は、湿り気のある展開はとても良かったと思いましたけど、迫力はあまり感じませんでした。
それと何より、「こんなに恐ろしい人間がいる」と原作では震え上がったものの、画面からは「ヘンテコな人間だなー」くらいしか伝わってこなかったのが残念です。
もちろん1番の興ざめは、吹替え100%の乳吸えシーン
なぜにあの展開![]()
08/08/14
