アニメソングの帝王
アニキと慕われた水木一郎さん。
昔のアニメソングは子供が一緒に歌えるキー設定となっているので、子供の一オクターブ下となる渋い低音ボイスのささきいさおさんなどが起用されることが多かったのですが、その中にあって一番熱い男が水木一郎さん。
必殺技名が似合う男、マジンガーZの「ゼット」だけで皆を魅了できるのはこの人だけです。
しかしこの水木さん、実は驚くことにさほど絶叫しているわけではないのです。
力まず抑えたままであの熱い迫力が出るのです。
実際問題として、マイクの前で本当に絶叫してしまうと音が割れてしまって、そうならないようにレベルを下げると今度は逆に遠くで叫んでるかのように迫力がなくなってしまうのです。
声優さんの世界でも、普段の声と囁く声と叫ぶ声の音量がばらばらの人は使い物になりません。
一流の声優さんは叫ばずに叫んだ迫力を、小声にならずにひそひそ声を出せるのです。
そして、その声優さんですら脱帽する水木さんの叫びはまさに
超一流
なのです。
そうでないとアニソンを百曲歌うコンサートなんかできませんよね。
水木さんは熱くて楽しいお人柄なだけでなく、匠の中の匠なのです。


