鉄道会社と撮り鉄の信頼関係が崩壊している(2) 今こそ広田尚敬さんの著書をもう一度 | 空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

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鉄道写真の第一人者、いや、「神の領域にある」広田尚敬さんの著書に「たのしい鉄道写真の撮り方」(住宅新報社/1976)があります。

デジタルの現代では、銀塩だった当時の機材の解説は時代を感じますが、鉄道写真を撮る心構えは今も通用します。

 

この中に「厳密にいえば、鉄道用地内で撮影するときはすべて許可が必要なのだ。例えば線路ぎわやホームから写すときもそうである。しかしよほど危険でない場所は、ほとんど黙認している状態だ。せっかく好きで写しているのだから、危なくないように撮りなさい、というわけなのだ。」(同書88~89ページ 撮影許可はいりますか)

 

「黙認しているから、何をしても良い」ということではない。

 

例えば三脚使用禁止の看板があるのに、自分の権利ばかり主張して「三脚を立てないとバルブは無理」なんて言い張れば、マナーが悪い反社はごく一部でも、撮り鉄全体が鉄道会社から「迷惑行為」と見られます。

 

「神の領域」の広田さんが随分平易な言葉で書かれたこの著作、今こそ必要ではないでしょうか。

 

※画像は本文とは関係ありません(一部加工しています)。
2016.10.16 ファミリー鉄道展 海老名検車区