宮脇俊三さん十八回忌(2003年2月26日没) | 空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

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戦争を体験した宮脇俊三さんは著作で、「鉄道は空襲を受けても、数日後には動いていた」と述べていました。

 

コロナウイルスの影響で、スポーツイベントは無観客試合または延期。

経済活動も株価下落などの影響が懸念されます。

 

宮脇さんは「時刻表昭和史」にて、昭和20(1945)年8月15日、玉音放送を聞いた後で米坂線の列車で移動したことを述べています。

 

「機関士達はあの放送を聞かなかったのだろうか(中略)昭和20年8月15日という予告された歴史的時刻を無視して、日本の鉄道は時刻通りに動いていたのである」。

 

コロナウイルスについて、宮脇さんがご存命なら「鉄道が動いていれば大丈夫」と仰ったかはわかりません。

感染対策は怠れませんが、列車が動いている限り安心な気がします。

しかし、早く収束して欲しいですね。

 

画像は単なるイメージです。

1993.8.25 門司港