31年前の1979(昭和54)年、時の運輸大臣が「夜行列車廃止論」をぶち上げたことがありました。
当時巨額の赤字に悩む国鉄には、夜行列車や深夜に走る貨物列車には相当の人員と経費がかかっているので、これらを全廃して人員と経費を節減する…それくらいの大ナタが必要。
そんな趣旨でした。
そんな趣旨でした。
しかし、この「夜行列車廃止論」は、世論の猛反発にあいました。
反発の激しさは、当時中学生だった私も、よく覚えています。
反発の激しさは、当時中学生だった私も、よく覚えています。
当時は、高速道路も今とは比較にならない程未発達でした。
寝台車は料金が高かったので、使い手のある座席夜行列車がそれだけ重宝されていた時代だったと言えます。
だから、世論は猛反発したのでしょう。
だから、世論は猛反発したのでしょう。

804レ 急行 鳥海 秋田発上野行(上越・羽越線経由)
EF58 132[高二]+スニ41+スニ40[北オク]…
1979.2.4 上野

404レ 急行 津軽4号 青森発上野行(奥羽線経由)
EF58 116[宇]+12系[北オク]…
1979.6.1 上野


102レ 急行 八甲田 青森発上野行(東北線経由)
EF58 168[宇]+スニ41+12系[北オク]…
1979.6.1 上野
それから31年後。
夜行列車が、次々と廃止されています。
夜行列車が、次々と廃止されています。
31年前と違うのは、廃止に当たって感傷論は聞こえてくるものの、反発は殆どないということ。
夜行列車は、疲れる乗り物であるというのは否定できません。
今は新幹線の高速化も進み、対抗交通機関も便利になり、疲れる思いをしてまで旅行する必要はなくなったと言えるでしょう。
夜行列車は、内からも外からも追い詰められた…
しかし、夜行列車とはエコな乗り物です。
寝ている間に移動出来るという点では、昼間の列車の「セーフティネット」としての役割は大きいと言えるでしょう。
寝ている間に移動出来るという点では、昼間の列車の「セーフティネット」としての役割は大きいと言えるでしょう。
どうか、今残っている夜行列車はいつまでも存続してもらいたいものです。