更新するネタがない
(合ったよね? VFC/Cybergun Mk18 GBBとか電動M4数丁とコクサイ M19 inchとか)
というか面倒くさくて放置してました。
それで夏に某フリマにてハイサイクル仕様ということで購入したM4がやっと動くようなったので書きます。
個人でカスタム屋が作ったM4の売りは電子トリガー、12:1のギアとEG-1000モーターを使って7.4VLipoで秒間20発ということだった。
ただ、届いたときから嫌な予感。
ストック、グリップは緩んでいた。
ストックとグリップのネジを締め試写すると弾は出るのでサバゲに持っていきホップ調整しようとレンジ行くと弾が出ない。
他のM4に使用したマガジンを付けるとしっかり飛ぶのでこりゃ本体だな。
後日、自作のカーボン風ハンドガードがガッチリとアウターバレルを固定しているのAmazomで安いKey-modハンドガード、ZCのロータリーチャンバーに交換。
チャンバー交換時にインナーバレルにいつもの加工をする。
最初の数発は弾が出るようになるが途中でまた出なくなるの繰り返し。
あれー、アッパーレシーバを外したときにノズルの動きも見たがしっかり動いていたぞ?となりそこから数ヶ月放置。
弾が出ない原因の確認のやる気が出たので全て組んである状態でノズルの動きを確認したらすごくゆっくり。
「ハイサイクルだから速すぎてゆっくりに見える?」と別のハイサイクル仕様のM4を見るとしっかり動いてるの見える。
こりゃメカボの中が原因だぞとメカボを開くとすごい中途半端な仕様で組んである。
問題点①
静音対策でシリンダーヘッドに貼ってあるクッションゴムが元のゴムと一緒に取れている。
問題点②
次にアルミノズル内径とシリンダーヘッドのノズルの外径が合っておらずかなりきつい。
問題点③
タペットプレートはDSG仕様の長さでカットしてある。
タペットプレートのリターンスプリングがカットしてありノズルの交代タイミングが合っていない。
問題点④
メカボの中が磨いていないのでスパーギアとメカボ内部が接触。
メカボ後方がQD仕様に削ってあるがスプリングガイドが引っかる位置が浅いためストックパイプを締めた時に曲げてしまっている。
スプリングが1/4くらいカットしてあるwww
かつかなり硬いスプリング入っている。
スプリングカットはスプリングの寿命が縮むから好きじゃないんだよなー。
問題点⑤
シリンダーヘッドのゴムに全くグリスを塗っておらず気密がない状態
またシリンダー内径がマルイ純正より小径、アルミシリンダーヘッドも合わせて小径。
ボアアップシリンダーは知っているが小径ボアは知らないぞ。
改善①
手持ちのアルミノズルは元のシリンダーヘッドに全て合わないのでジャンク箱に転がっていたシリンダーヘッドのクッションゴムを外して外れていたクッションゴムをニ液接着剤で接着。
改善②
タペットプレートもジャンク箱から。
(白いのが純正形状、黒が入っていたDSG仕様)
リターンスプリングはZCのスプリングセットを使おうと思ったら入っていたリターンスプリングと全長が同じだったのでSPARKのハイサイクル用を購入。
上がSPARK製
中がZC (リターンスプリングは線径は細かった)
下が2巻カット
改善③
シリンダーはSHSの標準ボアを使おうと思ったが元のピストン入れるとスカスカなのでそのまま使用。
小径ボアなのでシリンダーヘッドを入れる際に一苦労。
ピストン、ピストンヘッドもそのまま使用するのでOリング部にたっぷりとグリスを塗る。
とりあえずスプリングもスプリングガイドもそのまま使って組んで試射。
(タペットプレートを交換前に位置確認)
弾あがりは改善されてしっかりと飛ぶようになるが…
初速がやばい、やばすぎる。
ってことでKM企画の0.98JとSPARKのM90スプリングを注文。
スプリングが届いたので手始めにKM企画のスプリング入れてバッテリーを繋ぐと暴走、マジ暴走、こりゃ安い電子トリガーのFETが逝ったな。
またグリップ部とメカボの一部のネジ山が開け閉めに耐えられず潰れてしまったので新品のマイクロスイッチ付きメカボに交換。
メカボには軸受が付いてなかったので8mmのメタル軸受にする。
最近、軸受にベアリングを使わなくてもメンテナンス性を考えたらメタル(焼結材)軸受で良いかなと思う。
数年ぶりに軸受圧入工具を引っ張り出して取り付け。
しっかりとギアのシム調整して全てのパーツを移植。
組んだあとに試射するときちんと弾が飛ぶー、弾速も良い具合。
これでやっと完成。
久々の大外れ個人カスタム品だったなー
これなら中古のマルイ M4 CRWをベースにしたほうが安かったかもw