パソコンレスキュー/出張サポートのエフネット

パソコンレスキュー/出張サポートのエフネット

パソコンレスキュー/出張サポートで中小企業や個人の方へITソリューションにて支援を行っております。
東北地方太平洋沖地震を受け急遽支援ブログを開設しました。
ご質問:ef-koshi04@i.softbank.jp 出張サポート(宮城県仙台名取近郊)窓口:090-7795-1334

 現在弊社では、通常契約企業のサポートを行っておりますが、この度の震災を受け、緊急時対応を行ってまいります。


 震災のために、パソコンやインターネット環境においても多大な被害を受けられていることと存じます。そういった方々の復旧のための一助になればと考え、急遽、メールによる質問を受け付け、ブログで回答をし共通のトラブルを抱える方々に有用な情報を提供することを目指し、当ブログを開設する次第です。


 また、出張サポートをご希望されるお客様のご相談も順次伺ってまいりたと考えております。


 当然、これまで通りの出張サポートも行っておりますので既存のお客様におかれましてもご安心くださいますようご案内申し上げます。なお、電話によるサポートについては、電話の集中によりかえってご不便をおかけすることになるかと思いますので。当面の間、電話サポートは休止いたしますので予めご了承下さいますようお願い申し上げます。


  エフネット 代表 小清水義典

Amebaでブログを始めよう!

震災で、停電が5日以上続いた地域がほとんどでした。


その間、パソコンへの電源供給も当然ながらストップして

いたために以下のようなトラブルが発生したケースが

あります。



パソコンレスキュー/出張サポートのエフネット-CMOS checksum error

ちょっと見えませんが、

「CMOS checksum errer - Defaults loaded」


といった旨のエラーメッセージが表示されています。



 これは、CMOS(シーモス)の設定情報が失われたことで

起こります。



 (この設定情報は、メモリに保存されているが電気

  を必要とする為、通常はコンセントか内臓の電池

  を使用して保持しています)



 今回のケースでは、長年使用したパソコンのため、電池が

弱くなってしまっていて、そこに停電によりさらに消耗して

電池が切れ、CMOSの設定情報が失われてしまったと考え

られます。



 このケースでは、


 ① 電池交換

 ② BIOSの保存


にて、対処可能と思います。

後日、対応予定ですので結果の報告も後日とします。




地震時にパソコンを利用していた方も多いと思いますが、


そうした場合、震災後のパソコン起動時に不具合がでる可能性が

あります。


今回、停電復旧後、前日までいつもどおりつかえていたのに、

今日になって、突然起動しなくなったといった事例がありました。


確認すると、電源投入後「Windows 起動オプション」の画面

(黒い画面に白い文字で)が出てきて「前回、正常に~~」を

選択すると、


起動しようとするのですが、途中で、


「青い画面(ブルースクリーン)に白い文字で英文が書かれた画面」

が出てきて、起動できない。再度電源を入れなおし、Windows起動

オプションで。「Safe モード」を選択しても、同様になった。


ブルースクリーンのエラーの文章の下の方に、


「STOP:0x000000DE ( ~~~~ )」


といった、文章が書かれていて、これを見る限り、システムファイルか

ハードディスクに何らかの問題を抱えている可能性が高くい。


今回の場合、使用中のパソコンにスチール棚が倒れて強い衝撃が

加わっていたことからも、ハードディスクに物理的な傷がつき、その

部分に、保存されたシステムファイルを読み込めなくなり、Windows

の起動ができなくなってしまったと考えられる。



<処置の経緯>

1) ハードディスクのイメージバックアップ ・・・ 失敗

   (特定の部分までいくとデータを読み込めずに失敗してしまう)


2) KNOPPIXによる、ハードディスクの読み取り確認 ・・・ 成功

   (MyDocumentsなどのデータを救出可能、システムのリストア

    ファイルへのアクセス、コピーも可能)


<この後の経緯は次回追記します> 





また、パソコンが起動できている場合でも、今回のようにハードディスク

にエラーを抱えている可能性もありますので、できるだけ早期に重要な

データのバックアップをとっておくことをお勧めします。