クロモジ(黒文字)を植えました。楊枝で有名な木です。
春に黄色い小さな花、新芽が緑のろうそくのようにすらりと立ち、葉がきれいに開く姿は美しいです。
また、秋には葉が黄色くなることもとても魅力的です。四季を感じられるとてもよい木だと思います。
日向よりも日陰とは理解しておりましたので、建物の北側東端に植えました。
ただ、建物から3mほど離れておりましたので、これが災いの元でした。
真南は日が当たりませんが、夏場正午まではしっかり日が当たります。
また、西日も当たるところだったので、クロモジにとっては過酷な場所だったのだと思います。
植えて2年目、葉が日焼けしまして、茶色くなってきました。
ひこばえが4,5本出てきました。力を振り絞ってだと思います。
光合成に必要な葉が足りないとの合図なのだと思います。
株立ちですし、最悪枯れることを思えば、ひこばえはそのままにしておきました。
写真は根本からのひこばえです。
こちらも日差しで葉が茶色くなっています。
ひこばえは葉が互い違いについていてクロモジらしくないのですが、この状況がそれだけ差し迫った危機ということでしょうか。

その後、紅葉を見る前に葉が落ちましたが、幸い翌年の芽はしっかり用意してくれていました。
秋には黄色く色づく貴重な木なのですが、場所を決めたのは私なので、仕方ないですね。
翌年、元気に葉がでましたが、花は少なくなりました。やはりつらかったのでしょう。
この夏もやはり葉が焼けており、申し訳なく思っております。
植える場所には要注意です。
後日、森というか林というかに見に行くと、枝を大きく展開し、まっすぐに伸びたクロモジがありました。
大きな木の下などの日陰で精いっぱい枝を広げるのが黒文字だとすれば、かなりかわいそうなことをしたと思いました。
また、幹が黄色のものや黒いものがありましたが、黄色い幹がやや暗くなってきました。
日当たりなのか年月なのか、なんにせよ、ずっと同じ色ではなさそうです。