ガラーーーン
8月、スーパーのコメ売り場は売り切れ御免
9月に入って新米が出回っても常に品薄状態で
価格も跳ね上がっています
もはや 非常事態
そこで終戦記念日にお訪ねしたブログで話題の すいとん、
久々に作ってみました
すいとん 基本の割合は
小麦粉2:片栗粉1:水2
私は米粉で若干、水を多めで
柔らかく仕上げました
混ぜ合わせて捏ねて
ひと口大にして2、3分茹で
浮き上がってきたら
水にとり冷まします
具沢山のすまし仕立て
ほっこり素朴な味噌仕立て
鶏手羽と夏野菜のカレースープ
小分けにして冷凍しておくと便利です
お腹持ち良くて何にでも合うので
お好みの汁で どうぞ~
贅沢な すいとんに舌鼓を打ちながら
生前、母も すいとんを こさえてくれて
「あの頃は具にできるもんが なーんも無かってん」と
話してたのを ふと、思い出しました
戦時下に
摘みにし野草をすいとんに
語りし母の夕餉(ゆうげ)の夏よ
ようやく昨年度のコシヒカリのブレンド米を
なんとか、一袋、手に入れましたが・・・
おかわりの
茶碗引っ込め米不足
馬肥ゆる秋に
ダイエットかな
ヤッターーーヽ(^o^)丿
とはいえ、食べ盛りのお子さんがいる世帯は
そうも言ってられませんね
コメ不足の原因は2つ、挙げられていますが
2023年の猛暑による不作
(平成5年の冷夏によるコメ不足、作況指数74の凶作に対して
今年度の作況指数は平年並みの101)
インバウンド(訪日外国人)増加に伴うコメの消費の増加
(月、約300万人の訪日客が1週間の滞在で三食全て米食だとしても全体の0.5%の消費量)
やはり令和のコメ不足を招いた主因は50年以上、続いてた
減反政策にあるようです
パンやパスタの消費に押されコメの消費が減少し
コメ余りでコメの価格が下落するのを抑える為の政策です
2018年に廃止されたものの
形を変えた減反が尚、続いているのです
農家が麦や大豆など他の作物に転作すれば
国が補助金を出す仕組みになっていて
国税から年間3000億円が費やされています
農業を守っていくことは大事ですが
国民が負担した税金で高い値を維持させた
お米を国民が買うというのも なんだか おかしな話ですね
また、現在、水田の4割が減反され残りの6割で
ギリギリの量をキープしているのが実態で
些細なことで品薄になってしまうのです
一方、諸外国では減反はとうに止め
沢山、作って輸出する傾向にあります
最大のコメの輸出国はインドで
年間1000~2000万トンだとか・・・
輸出分は非常時には備蓄にもなり得るので
減反せずに市場を海外にも向ければと思っていたところ、
先日の農林水産省の発表によると
今年1月から7月の日本のコメの輸出量2万4469トンは
去年の同時期より23%増えたとのこと
2014年以降、この期間として最も多くなったそうです
背景には現地の日本食レストラン向けの
コメの需要の拡大があるようです
ロールスロイス!
他国に比べ値が張るけれど
日本のお米は格別に美味しいのです
減反での調整よりも
高品質、美味しさのブランドを広める
輸出への注力が期待されます
黄金の稲穂の波を呼び戻し
大和の逸品海越えゆかば
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