ほおずき遊戯 | ミルク色の木蓮のブログ ~忘れものを取り戻すために~

ミルク色の木蓮のブログ ~忘れものを取り戻すために~

統合失調症リハビリ中のSun(息子)のオリジナル曲、歌と
Mothers' poemで綴られた日々のブログです。
詩を書くことが 自身の癒し♡になっています。

 

 

破れぬように やさしく

 

その実を揉みほぐして

 

昔 母に教わって

 

こさえた ほおずきの笛

 

 

中身を すべて とり出して

 

すっかり空っぽにして

 

くちの中で膨らませ

 

舌先で挟んで押して

 

 

何度 繰り返せど鳴らせない

 

悔し涙 ぽろぽろ

 

こぼれたら

 

雨乞いの蛙

 

ひと声 鳴いた

 

 

有頂天

 

飛んで跳ねては

 

私の心も 

 

(あま) 帰る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    出典 Wikipedia

 

 

水を湛えて まるごと

 

ほおずき浸したなら

 

それは ぷっくり艶やか

 

仮初めの らんちゅうです

 

 

(あか)い おべべ溶け出して

 

ゆるりと脱ぎ捨てれば

 

お洒落なレース仕立て

 

ドレスに着替えましょか

 

 

儚げ 繊細に身を包み

 

宿る透かしほおずき

 

朱々(あかあか)

 

秘められた夕日

 

露わになった

 

 

林住期

 

燃ゆる想いは

 

私の中にも

 

息づいてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○

 

ほおずきの笛、鳴らすとね、グエッって蛙の鳴き声のような

鈍い音色なんです。

 

皮を裂いて裏返して持ちながら 

丸い実を時間をかけて 指でよく揉んで 

中身が じゅるじゅるしてきたら 

萼の周囲を針で突いて 

少しずつ汁とジェル状の果肉を出します。

残った芯が充分に柔らかく細くなってきたところで

そっと皮の根元を引っ張ると 萼に連なって芯が するりと抜け

小さな穴が 開きます。

 

慌てると裂けてしまうので 根気よく。

 

こんなに手間をかけて ようやく完成しても

初心者は まず、鳴らせないんですよあせる

 

口は閉じているので お手本は見れないし

絶妙な舌と歯茎のプレーは言葉では伝わりにくく

あれこれ試しているうちに歯で噛み切っちゃったり。ガーン

 

だからか、別段、美しくもなく奇妙な音なのに

初めて鳴らせた時の歓びは ひとしお。

自分で体得した達成感ですね!立ち上がる

 

 

 

それに比べ、アートな透かしほうずきは

とてもお手軽に作れます。

 

数年前に トールペイントの教室をされてる

パレット7さんのブログで作り方を教えて頂きました。

いつも お洒落で美しい作品が楽しみです。カラーパレット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約2週間、水に浸けて皮の腐敗を待つだけ。

溶け残った皮をブラシで やさしく落とせば

葉脈だけが綺麗に残るんです。

 

 

 

 

 

 

詩中の『林住期』はインドのヒンドゥー教の教え、四住期から。

人生を 学生期・家住期・林住期・遊行期 と四段階に分け

生きる道しるべを説かれています、

 

 

 

林住期(50歳または定年~75歳)は 家住期の社会的な しがらみから解き放たれ、新たな人生のスタート。

自分の内面と向き合い、遊行期(悟り・終活)までを どう生きるか、

考え充実した人生を送るステージなのだそうです。

できるだけ悔いの無いよう生きてゆきたいです。

 

 

 

 

 

今回は 幼い頃の ほおずきの笛の追憶と

人生の夕刻に差し掛かった今を 透かしほおずきに重ね合わせて 歌詞にしてみました。

 

演歌調やフォーク、ボカロもどきに歌ってみたりして音譜

 

(ノ´∀`*) 

 

 

 

 

ブログに ご訪問、いいね、ぽち、

ありがとうございます。

下記の2つのバナーにクリック頂けると

とても嬉しいです。

(日を替えて何度でも押せます)

ポチっと応援、

よろしくお願いいたします。照れラブラブ

 

ランキング参加中ふんわり風船ハートおすましペガサス

 

下差し励みになりますラブラブ

にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村

 

下差しコチラにも お願いします~ラブラブ

詩・ポエムランキング
詩・ポエムランキング

 

 

 

 

 

 

 

人気ブログランキング
人気ブログランキング