1999年に出版されて評判になった書籍だ。分母と分 子が一桁の分数の足し算・引き算ができない大学生が多いことが書いてあった。分数がどういうものか理解できていないので、通分の概念も理解できていない。
著者は私立大学文系学部の入試から数学を除外したことが主要な原因だと主張している。私はその説を支持するが、別の原因があると考えている。
小学校の教育課程を満足に身に着けていない児童を卒業させてきたこと。中学校の教育課程を満足に身に着けていない生徒を卒業させてきたこと。簡単に言うと、落ちこぼれに眼をつぶって来たことだと思う。
このことは、今でも同じだ。中学卒の学力の無い生徒を高校に通わせるのは税金の無駄遣いだ。