ロッククライミングで確保支点に使うのはハーケンやボルトだ。ハーケンは岩の割れ目に打ち込むし、ボルトは岩に穴を開ける必要がある。双方とも岩を傷付ける。岩を傷付けないロッククライミングを「クリーンクライミング」と呼ぶ。
一説によると、イギリスのロッククライマーたちがゲレンデに歩いて向かう時に線路わきに落ちていたナットを拾ってナイロンテープやナイロンロープに通して岩の隙間にセットして確保支点にしたことが始まりだそうだ。現在では色々な形状の製品が売られている。
オーストラリア人女性が栂池高原のリフトから降りる時に宙吊りになって死亡する事故があった。背負っていたザックに取り付けられていたテープとテープに取り付けられていた固定用の金具がナッツの役割をしてしまったものと推定する。