私は函館の小学校に入学した。入学前に2種類の靴袋を買ってもらった。学校には靴入れが設置されていなかったので、靴袋に上履きを入れて登校した。エントランスで上履きを出して、外靴を靴袋に入れて教室に持って行って椅子の背もたれにぶら下げた。雨の日は長靴用の大きな靴袋を持って登校した。私は靴袋を持って登校するのが当然のことだと思っていたから何の疑問も持たなかった。
小学生の途中で仙台の小学校に転校した。エントランスには靴棚が設置されていたので、靴袋は必要なくなった。
靴袋は函館だけで使われていたのか、北海道内の他の場所でも使われていたのか知らない。私が通っていた小学校は鉄筋コンクリート造の立派な校舎だったので、函館市内の小学校の校舎の「仕様」として靴入れが無かったのだと思う。