昨年12月の下旬に話題になった小学校6年生の算数の面積問題があった。1辺が8cmの正方形に収まったアーモンド形の図形の面積を求めるという問題だ。正確に表現すると、正方形の一つの頂点を中心に半径8cmの円弧を描く。反対側の頂点を中心にに半径8cmの円弧を描く。2つの円弧に囲まれた図形の面積を求める。
「大人でも無理」という声が多かったそうだ。この問題についての記事や記事に取り上げられている意見を読んで、私の考え方が正しかったという自信を得た。
算数・数学教育の最大の欠陥は、公式を丸暗記させることと、例題を解かせて公式の使い方を教えることだ。考え方を教えることが重要なのに、考え方を教えていない。「アーモンド形の面積を求める公式を教わっていない」という小学6年生の声を紹介していた。
正方形の面積から、円を4等分した扇型の面積を引くと斜辺が円周の一部になっている三角形の面積を出せる。正方形の面積から三角形の面積の2倍を引けば答えが得られる。「難しい問題」とは思えない。考える能力を持っていないから解けないだけだ。