ロゲルギストという物理学者集団が執筆した本を読んでいたら、掲題について論じていた。著者たちの結論はアナログ時計の文字盤に12と書いてあることが問題で、0と書くべきだ、ということだった。
時刻表示で59分の次は0分になるし、59秒の次は0秒になる。11時の次が0時になる方が12時になるより自然だ。0を数字として認めたくないという意識が12にした原因だと推定していた。
国立天文台のWEBサイトを見たら、その問題に関するQ&Aが掲載されていた。発端は明治5年の「太政官達」(今風に言うと「内閣からの通達」)にある。真夜中については「午前0時」と「午後12時」の2つの言い方を書いてあるが、正午については「午前12時」という言い方しか書いていないそうだ。国立天文台の見解では「午後0時」の方が誤解が少ない、というものだ。その通りだと思う。
現内閣が、明治5年の 太政官達を廃止して「午後0時」を認める閣議決定をすれば済むと思う。この閣議決定に異を唱える野党議員はいないと思う。内閣を構成する政治家たちがこの問題を理解できるか否かは別の問題だ。