山道を歩く若いころ、小西政継氏のロッククライミングの本を手垢が付く位愛読した。トレーニングを積めば、重いザックを背負っても岩だらけの山道を足音を立てずに歩けるようになる、と書いてあった。ドスンドスンと足音を立てて歩くのはトレーニングが足りない証拠だとも書いてあった。 実際、私と家内が岩登りを教わったプロのガイドたちは、岩だらけの山道を足音を立てずに速足で歩いていた。家内がそれを見て「靴底が岩にくっ付いているようだ」と言っていた。