SONYの社長や会長を勤めた大賀さんは東京芸術大学出身の音楽家だ。SONYの社名が東京通信工業だった時代に、芸大の学生だった大賀さんが同社のテープレコーダーの音質が悪いと、文句を言いに行ったそうだ。当時の経営陣が会って大賀さんの知識を評価したことがきっかけで、大賀さんは東京通信工業に出入りするようになった。芸大の卒業式を終えて大賀さんは東京通信工業に卒業したことを報告に行った。卒業証書を東京通信工業に置き忘れたようで、その後見付からなかったと、大賀さんが日本経済新聞の「私の履歴書」に書いていた。
学歴詐称が問題になっている市長の報道を読んで、大賀さんの卒業証書のことを思い出した。