父は生命保険会社のOBだったが、亡くなった時点で生命保険の契約は無かった。私はそ れで良かったと思っている。父が亡くなったことによって生活に困る親族はいなかったし、葬儀費用は父が残した金融資産の一部で賄うことができた。
私も子どもたちが独立した後に、生命保険の契約は解約した。最近、高齢者向けの生命保険の宣伝に、「葬儀費用に充当できる」と言っているのを読む。高額な遺産を残す必要は無いと思っているが、生命保険金が無いと葬儀もできないというのは情けない話だ。長生きリスクに備えるためや、臨時的な出費に備えてある程度の金融資産を保有する必要はある。