新任主任研修での出来事だった。企業の意思決定に役立つと言う「〇〇法」をテーマにしたグループ討議があった。講師は社外講師だった。優秀な新人を採用するために行うべき方策を選択肢の中から選ぶというケーススタディだった。グループ討議で私が主張したことは、方策を1つだけ選べという指示は無い、予算その他の制約条件の設定は一切無い、明らかに効果が期待できない選択肢を外して、それ以外の選択肢全てを実施すべきだ。
討議を終えて各グループから結論を発表した。私が所属したグループは私が発表することになった。私はグループ討議で発言した通りの発表を行った。それに対して社外講師がどういう発言をしたのか覚えていない。百戦錬磨のプロ講師だから、当り障りの無いコメントをしたと思うが、私の主張は正論だったと今でも思っている。意思決定を定型化することに対する嫌悪感が私の考えの根底にある。本当に○○法が有効なら、優れた経営者は不要なはずだ。