ネット上で興味深い記事を読んだ。「電話おじさん」という中高年の男性がいるのだそうだ。ビジネスにおいて、電話はメインのコミュニケーション手段ではなくなっているにもかかわらず、電話をメインのコミュニケーション手段にしている人たちだ。私は20年以上前に電話おじさんを卒業した。業務上のコミュニケーションは電子メールやファックスを主に使うようにした。ファックスは私物のノートPCから送信するようにした。電話交換機を経由しない電話回線が必要だったが、上手く立ち回って回線を確保した。電話の発信を殆どしないので、電話の着信が激減した。若いころの上司の発言は正しかった。「電話の着信が多いと文句を言っているやつに限って自分から多くの電話を発信している。」という指摘だった。
記事には、強制的な「割り込み」への抵抗、と書いてあった。相手の都合を無視した「自分視点」のコミュニケーションツールと認識されているという指摘は正しい。25年以上前に、野口悠紀雄氏がそのことを指摘していた。
私は私生活においても、「電話お断り」にしている。音声通話の着信は電話帳に登録してある番号以外は応答しない。そのことによって困った経験は無い。何でも応答している「電話おじさん」や「電話おばさん」が特殊詐欺の餌食になっている。