教育の外注 | muaiのブログ

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大前研一氏の著書を読んでいて、教育を外注するべきではない、と書いてあった。子どもを学習塾へ通わせるべきで無いということだ。全く同感だ。公立小中学校の教員の質が下がっていることは認める。しかし、学習塾が学校の代わりになるとは思えない。

 

私は第二の職場として学習塾で教えてきた。帰国子女の英語能力が予想外に低いことや、大学付属の中高学校の生徒の学力も知っている。アルバイト講師の質が高いとも思えなかった。私の結論は、正しい勉強方法を理解して実践しているか否かが重要だということだ。勉強方法を理解していれば塾は不要だ。反対に、勉強方法を理解していなければ、塾へ通ってもお金と時間の無駄だ。多くの親が子どもを塾へ通わせているというだけの理由で我が子を塾へ通わせていることは、判断することを放棄していると思う。

 

中学校レベルの学業は親が教えるべきだ。教える能力が無いなら、勉強し直すべきだ。教えるために勉強をやり直すことは恥ずかしいことではない。大手企業が若手社員に勉強会の講師をやらせるのは、教えるために勉強させるのが目的だ。教育は学業だけでない。人間として学んでおかなければならないことを、学校や塾に任せても成果は期待できない。こういうことは親が教えなければならない。