コンパスとディバイダー | muaiのブログ

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実家で遺品整理をしていたら、コンパスとディバイダーのセットを見付けた。見覚えのある黒い柔らかい樹脂製のケースに入っていた。中学校で買わされた物だ。技術家庭の授業で製図をする時に使った。懐かしいと思って持ち帰った。私が使った製図用の大型の三角定規も見付けたが廃棄した。その三角定規には長さの目盛が書いてなかった。ユークリッド幾何学的で好感が持てる。実際に製図をする時は目盛付きの定規からディバイダーを使って長さをコピーしていたと思う。

 

帰宅後に調べたら、そのメーカーは今でも製図用の器具を作っていた。同じようなセットが「学生用製図器」という名称で税抜き2700円で売っている。

 

現在、中学校や高校で製図を教えているか否か知らない。Cadを使った方が時間が掛からないし精確であることは認める。しかし、ケント紙に製図用具を使って製図することを学ぶことに意義があると思っている。

 

電卓ばかり使って暗算をやらなくなった大人たちの四則演算能力が著しく低下して、小学校レベルの計算もできなくなっている。基本を押さえておくことは重要だと思う。