亡き母へクレジットカード会社から送られてきた更新カードが入っていた封筒と送付書を見付けた。カードそのものは見付かっていない。銀行通帳の記載内容を見るとカードを利用した形跡は無い。
カード会社へ電話して、母が亡くなったことを伝えるのが正しいやり方だ。連絡先の電話番号は
ナビダイヤルだ。私の携帯電話の定額通話の対象範囲外なので従量料金が発生する。この種の電話は長時間待たされることは常識だ。一般の電話番号もあるが、同じように長時間待たされるのは見えている。
電話代を節約するために、カード会社へ手紙を出す方法も考えられる。内容証明郵便で出状するのが確実であるが、そこまでやる必要があるのか疑問だ。簡易書留か特定記録で良いと思う。
カード会社のWebサイトを読んだら、Web経由の解約手続きはできると書いてあった。ただし、Web会員の登録をしなければならない。母のことなので新規会員登録するために必要な情報は持っている。問題があるとしたら「なりすまし」と見なされる可能性が大きいことだ。
最後の手段は「放置」することだ。母の銀行口座は凍結したり、相続手続きを済ませている。従ってカード利用代金を引き落とされる可能性は無い。万一、不正利用された場合にカード会社へ死亡した旨連絡していないので支払いを拒否できるかの検討が必要だ。死亡後に発生した債務は相続の対象になるか否か調べる必要がある。