自転車のタイヤに空気を入れる時に気付いた。後輪タイヤの接地面の溝が完全に無くなっていた。この自転車を使い始めてから2年強しか経過していない。それまでは、スポーツタイプのミニベロ（小径車）を主に使っていたのだが、泥除けもキャリアーもかごも付いていないので買い物に行くのに非常に不便だった。見栄を張らずにママチャリに乗るようになった。健康維持とガソリン代節約のために、真に必要な場合以外は車を使わないようにした。車の年間走行距離は1,000kmに満たない。その分自転車を酷使してきた。
タイヤをこのままにしておくのは危険だ。新品のタイヤと交換する。若いころはロードバイクに乗っていた自転車マニアだ。自転車を分解・組み立てするのに必要な工具類は持っている。タイヤ交換は自分でできるが、ママチャリの後輪タイヤを交換するためには外さなければならない部品が多い。この点はスポーツタイプの自転車は非常に楽に短時間で後輪を外すことができる。自転車の駆動部周辺は油や金属の細かい粉末で大いに汚れている。作業をすると手が真っ黒になる。作業後に手を洗えば済むことだが、この種の汚れはなかなか落ちない。
暖かくて風のない日を選んで作業をする。