20歳代半ばに婚約者とヘリスキーをやった。栂池高原スキー場のゴンドラ中間駅の近くでヘリに搭乗して、白馬乗鞍岳の山頂に降りた。そのまま滑降することは計画していなかった。白馬乗鞍岳の白馬主稜線側に歩いて下ってから、主稜線を登った。スキーブーツで登るのは無理と判断していたので、登山靴を履いていた。スキーブーツはザックの中、スキー板はザックの両側に取り付けた。主稜線上は雪が風で吹き飛ばされていて地面が出ていた。登山靴で正解だった。白馬岳山頂まで登ってから滑りたかったが、時間的に無理だった。三国境より少し登った地点で昼食にした。快晴だったので寒さを感じなかった。
主稜線の東側斜面を北に向かって滑った。雪崩を起こすことを警戒して主稜線から大きく離れないように滑った。当時は「バックカントリースキー」という言葉は無かった。「山スキー」と呼んだ。森林限界を超えていたので樹木は無く、非常に快適な滑降を楽しめた。白馬乗鞍岳への登りは雪が無く大岩が露出していたので、スキー板をザックに取り付けて、登山靴に履き替えた。登り切ってから再度スキー滑走をやった。天狗原から栂池自然園を経由して栂池高原スキー場まで滑った。下りのゴンドラの運賃を節約するために、滑れるところまで滑ってから雪の無いゲレンデを歩いて下った。節約したゴンドラ運賃でワインを買って夕食時に飲んだと記憶している。