1980年代の終わりにアメリカのコロラドのスキー場へ行った。年末年始の休暇を使って、パッケージツアーではなく全て個別に予約した。
デンバー空港でレンタカーを借りて移動した。Breckenridgeというロッキー山脈の東側にあるスキー場で滑った。スキー場に近いホテルは取れなかったので、車で30分の距離にあるホテルに泊まった。とにかく寒かった。朝食を済ませて車のエンジンを始動してから、走り出せる状態になるまで15分の暖機運転が必要だった。北海道東部の真冬と同じだ。
Breckenridgeの最高高度は4000m弱だった。富士山頂より高い。長さ2000mを超える4人乗りの高速リフトが平行に3本掛かっていた。年末年始でも、日本のスキー場と比較すると空いていた。リフト待ちはせいぜい2分だった。アメリカ人はリフトに乗り合わせると気軽に声を掛けて来る。私もリフトの上での会話を楽しんだ。どう見ても外国人の我々でも、カメラのシャッターを押してくれと何回も頼まれた。移民の国であるアメリカだからなのだろう。
正月の三賀日という概念はアメリカに無いと思っていた。1月3日の午前中にリフトに乗り合わせたアメリカ人に質問した。「見ててごらん。午後になると多くのスキーヤーが帰るのでゲレンデはがら空きになるから。」と言われた。その通りだった。