伊吹山 | muaiのブログ

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関が原を見下ろす場所に聳える山だ。標高は1400mを切るのだが、冬には豪雪が降る。本州が縊れている位置にあるために、冬型の気圧配置の時に季節風がもろに吹き付ける。そのために、日本海側の山のように大量の降雪がある。山頂直下の谷筋では10ⅿを超えるそうだ。東海道新幹線が関が原で雪のために不通になったり、徐行運転をするのは麓の関が原も雪が降り易いからだ。

 

12月に会社同期と一緒に、冬山訓練の目的で伊吹山に登ったことがあった。積雪は少なかったが、強風と低温には閉口した。山頂でガソリンコンロで湯を沸騰させて紅茶を入れて飲んだ。瞬く間に紅茶の温度が下がったのには驚いた。

 

山頂で近くにいた2人パーティーがコンロの点火に手こずっていた。「火を貸しましょうか?」と声を掛けた。「有難うございます。でも、訓練のために来ていますので結構です。」と言った。もっともなことだと納得した。