シッカロールスノー

雪温が低くて水分が少ない雪を「パウダースノー」と呼ぶ。スキーやスノーボードで滑るには快適な雪だ。抵抗が少なく楽にターンできるし、スピードが出せる。しかし、余りに雪温が低くなると、滑らなくなる。私が北海道時代に経験した雪は、まるでシッカロールの様だった。とにかく滑らなかった。スキー板に塗ったワックスはマイナス25℃以下の雪に適したものだった。

私の仲間たちは「シッカロールスノー」と呼んで嫌がっていた。