最近、空飛ぶ車が話題になることが多い。空飛ぶ車の定義が明確になっていないが、道路を走行できない交通乗用具と「車」と呼ぶのはおかしい。翼幅（スパン）が5mもあったら、滑走路を走行できても道路は走行できない。
道路を走行できなくて空を飛ぶことができるなら航空機に該当する。既存の「飛行機」か「回転翼航空機」に該当する可能性が高い。
「車」と呼ぶのは、車が陸上を移動するのと同じように自由に空を飛びたいという願望の表れだと思う。現行の航空法に基く航空交通管制の下では、車のように運航（車なら運行か？）することは不可能だ。