東電の旧経営陣が津波対策を怠ったことにより、原発事故により東電に巨額の損失を与 えたとした株主代表訴訟の判決が出された。旧経営陣に約13兆円の支払いを命じた。妥当な判決だと思う。
2011年の国会での議論を覚えている。当時の民主党政権は原発を持つ電力各社に負担金を拠出させようとしていた。実際に負担金を拠出することになったのだが、野党の自民党の議員は、原発事故を起こしていない他の電力会社の負担金が原発事故の損害賠償金に充てられるのはおかしいと主張していた。それに対して経産大臣だった海江田氏は白を切り通したことを覚えている。自民党の主張は妥当であり、政府案を他の電力会社が受け入れたら株主代表訴訟に耐えられないと思った。株主代表訴訟を提起した株主が現れなかったので平穏を保っているが、本当のことを判っている各社の(旧)経営陣は気が気でないと思う。