辺の比? | muaiのブログ

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中学3年生に数学を教えている。学校で使っている教科書の「相似な図形」の章に、「3組の辺の比」という記述があった。この記述は明らかに不完全だ。「辺」が持っている数値が「長さ」に限られるならこの記述で問題無い。ところが座標平面上の図形であれば、辺の末端は「座標」という数値を持っていることを忘れている。辺の「傾き」を問題にする場面も考えられる。「3組の辺の長さの比」と表現するべきだ。

 

実際に同じ章の別の部分に、「…は、底辺の長さの比に等しい」という記述があった。

 

3辺の比でも、意味は何となく伝わるが、厳密性が求められる数学においてこのような表現を使うべきでない。