オリンピック期間中のNHKテレビの番組編成には呆れた。BSも総合もEテレも総動員してオリンピックの中継を行った。ニュース番組は時間を短縮したし、ニュース番組中にオリンピック中継をサブチャンネルで放送する旨の案内とサブチャンネルへの切り替え方法をしつこく放送した。
政権に忖度して国民の注目を新型コロナから引き離してオリンピックへ向けようとする意図が見え見えだった。解説者とアナウンサーが「感動の押し売り」をしていたのも不快だった。
原発事故発生当時のことを思い出した。当時の民主党政権に忖度して、「原発事故を小さく見せる」報道スタンスがあった一方で、「原発事故は極めて深刻な状態です。」と本当のことを言った解説者がいた。その解説者は番組を降ろされた。チェルノブイリ原発事故の取材経験があるベテラン記者は、記者会見で非常に鋭い質問を繰り返していた。
原発事故の時は今回よりも報道機関として「マシだった」と思う。今回は酷過ぎる。親の代からNHKの受信料を払い続けてきたが、払うのが馬鹿馬鹿しくなった。