北陸新幹線の車両の3分の1に相当する10編成120両が千曲川の堤防の決壊による洪水で水没した。他の新幹線の路線で使われている車両を融通して運転再開できるかと思っていたが、それは困難であることが判った。
北陸新幹線は4つの電力会社の給電エリアを走っている。そのために、50Hzと60Hzの交流電源の双方を使って走れる仕様になっている。他の新幹線では交流電源の周波数は混在していない。東北新幹線と上越新幹線は50Hz仕様、東海道新幹線と山陽新幹線は60Hz仕様だ。東京と軽井沢の間は50Hzなので、JR東日本の他の新幹線車両が使える。金沢までの直通運転に使えるのは北陸新幹線用の車両に限られる。当面、直通運転する列車を減らして運行することになるはずだ。