近隣に新築中に工事が中断した住宅がある。外装は完成しているが、内装工事中に工事が中断した。工事が中断したまま放置されている理由を知らなかった。自治会長と話をしていて経緯を教えてもらった。
建売住宅として売るために新築しようとしていた業者が夜逃げした。当然、工事は中断した。施工者は施工代金が未回収になって競売を申し立てた。競落して住宅を完成させて売却しようとした企業があるが、買い手が付かなくて困っている。自治会が賃借して集会所として活用しようとしているそうだ。リフォーム工事費を地方自治体からの補助金で賄うことを考えている。
工事中断から競売までに7年近く経過した。施工者は代金の回収に苦労しただろう。
高校時代に社会科の先生から夜逃げについて教わったことを思い出した。夜逃げをして、行った先で住民登録すると債権者に見付けられてしまう。義務教育を受けるべき子供がいると、住民登録をしないと義務教育を受けさせることができない。子供の教育を選択するか、債権者から逃げることを選択するか、夜逃げした人は決断を迫られる。